2024年も鮮やか!福岡のクリスマスを「アドベント」で楽しもう
記事 INDEX
- 最高の1100万人へ
- サーカスも初開催
- みんながサンタに
福岡の冬をイルミネーションやグルメで楽しむ「クリスマスアドベント」が、2024年もJR博多駅前や福岡市役所西側ふれあい広場で開かれます。11月1日に開幕する博多駅前広場や中洲エリアをはじめ、主要7会場で12月25日頃まで実施。福岡タワー前や、北九州市中心部でも関連イベントが新たに計画され、クリスマスに向けたワクワク感をこれまで以上に高めてくれそうです。
最高の1100万人へ
2013年に博多駅前広場で始まったイベント。「福岡クリスマスマーケット」の名称でスタートし、会場を増やしながら、福岡の冬の風物詩として定着していきました。
いっそうの進化を目指して23年、総称を「クリスマスアドベント」に変更。天神中央公園でも本格開催するなど拠点を広げ、計108店がグルメや飲み物などを提供しました。主催者側が今年10月22日に開いた記者会見では、23年の動員数は約800万人となり、これまでの最高を更新したことが示されました。
イベントを企画するのは、福岡市の会社「Mr.Weihnachtsmann(ミスター・ヴァイナハツマン)」。社名は、ドイツ語で「サンタクロース」を意味し、協賛者と実行委員会をつくっています。今年の協賛は300社以上、出店は計約120店を見込み、1100万人超の動員を目指します。
主催者側は、福岡を「世界一幸せなクリスマスの街」にするという目標を掲げており、2030年までに出店数を300店に引き上げたい、としています。
サーカスも初開催
2024年も、会場ごとに趣向を凝らしたイルミネーションが夜の市街地を彩ります。ヒュッテ(木の小屋)では、ホットワインやソーセージといったドリンク・グルメ、欧州から輸入したクリスマス雑貨などが販売されます。名物「さんちゃん焼き」なども用意され、心も体もホッと温かくなりそうです。
主要7会場は次の通りです。
クリスマスマーケット in 光の街・博多
《期間》11月1日(金)~12月25日(水)
《場所》JR博多駅前広場
《営業時間》11月:平日16:45~23:00(1日は19:00頃から)、土日祝12:00~23:00
12月:全日12:00~23:00
ナカス ヒカリノ アドベント
《期間》11月1日(金)~25年1月6日(月)
《場所》中洲中央通り、那珂川通り、明治通り、福博であい橋
《点灯時間》17:00~翌1:00
フェスタ デ サンタ
《期間》11月13日(水)~12月25日(水)
《場所》貴賓館前広場
《営業時間》平日17:00~22:00、土日祝12:00~22:00
光のフォレスト
《期間》11月14日(木)~12月25日(水)
《場所》天神中央公園
《営業時間》平日17:00~22:00、土日祝12:00~22:00(イルミネーションは全日24:00まで)
クリスマスマーケット in パサージュ
《期間》11月15日(金)~12月25日(水)
《場所》大丸福岡天神店 エルガーラ・パサージュ広場
《営業時間》平日16:00~21:00、土日祝12:00~21:00
クリスマスゲートパーク
《期間》11月15日(金)~12月25日(水)
《場所》福岡大名ガーデンシティ広場
《営業時間》平日17:00~22:00、土日祝12:00~22:00
TENJIN Christmas Market(天神クリスマスマーケット)
《期間》11月16日(土)~12月25日(水)※11月23、24日は休み
《場所》福岡市役所西側ふれあい広場
《営業時間》平日17:00~23:00、土日祝12:00~23:00
各会場で、イルミネーションを増やすなど前年以上の充実を図っています。天神中央公園では、200本以上の樹木に電飾を施すほか、無料のサーカスショーを初開催。大きなハート形のオブジェなども登場する予定です。
10年目を迎える市役所西側ふれあい広場は、LEDビジョンが加わるなどイルミネーションがバージョンアップ。博多駅前広場では12月、平日も昼から営業するようにしました。人気のマグカップも各会場で販売する予定です。
このほか、新たに2会場がクリスマスアドベントに“仲間入り”します。福岡タワー前の広場では、アイススケートもできる「Christmas Market ICE WORLD in 百道浜」を11月29日~12月25日に開催。北九州市小倉北区の紫川親水広場付近・船場広場では11月22日~12月25日、「KOKURA Christmas Market & castle」が行われるとのことです。
みんながサンタに
「五感に響くクリスマスにしたい」と、今年は「福岡クラシック音楽祭」を初めて開催します。11月19日~12月15日、ふれあい広場でのファンファーレやアクロス福岡での関連コンサートなどが企画されています。
また、福岡の海岸で回収した漂着物を使うクリスマスのオーナメント作りのワークショップを天神中央公園などで計画。11月15日までウェブで参加者を募っています。
総合プロデューサーの佐伯岳大さんは「例えば(クリスマスアドベント開催中の街を)歩きながら聴いた曲で結婚式を思い出し、妻にケーキを贈るなど(一人ひとりが)サンタになって1アクション、誰かに届けるようなことができたら」と期待しています。
詳細は、クリスマスアドベントや福岡クラシック音楽祭の各公式サイトで紹介されています。