久留米城跡の発掘調査 本丸御殿の柱の基礎など発見

 久留米市は、同市篠山町の久留米城本丸跡の発掘調査現場から、江戸時代の本丸御殿の柱の基礎などが発見されたと発表した。1月24日に現地説明会を開く。


久留米城本丸跡で行われている発掘調査(久留米市文化財保護課提供)

1月24日に現地説明会

 市文化財保護課によると、調査は昨年10月15日から今月末まで、本丸跡にある篠山神社の拝殿東側約230平方メートルの範囲で実施。掘り起こすと、深さ10~20センチ程度の場所から、本丸御殿の柱の跡の礎石8基をはじめとした柱の痕跡が35か所で見つかった。また、本丸御殿で使用されていた可能性がある瓦や、陶磁器なども出土した。


発掘された本丸御殿の柱の基礎(久留米市文化財保護課提供)


 本丸御殿は久留米藩の執務を行う場や儀礼の場、藩主の居住空間として使用されていた。久留米城本丸は廃藩置県後、1875年に解体。その後、旧久留米藩主有馬家をしのぶ篠山神社が建てられた。これまで絵図などから存在は知られていたが、本丸御殿の正確な位置が初めて明らかになったという。

 24日は午前10時~午後2時、市文化財保護課の職員が来場者に随時説明する。小雨決行で、事前の申し込みは不要。問い合わせは同課(0942-30-9225)へ。


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