【鹿児島】コアラ赤ちゃんの名前を公募 平川動物公園

 鹿児島市の平川動物公園で、雄のコアラの赤ちゃんが母親の袋から出て順調に育っている。1月20日から名前を公募する。


母親の袋から出てきたコアラの赤ちゃん(平川動物公園提供)

 赤ちゃんは体長約20センチで、2023年6月14日、父親のアーチャー(4歳)と母親のヒナタ(3歳)の間に誕生した。午前9時の開園直後と、午後5時の閉園前に餌のユーカリを交換する際、動きが活発になり、観察しやすい。今後、袋の外で過ごす時間が増え、2月には一日中外に出るようになるという。

 同園のコアラの飼育数は16頭で国内最多。担当者は「赤ちゃんが母親のおなかにしがみつき、ぐっすり眠る様子など、今しか見られない姿をじっくり観察して」と来園を呼びかけている。


母親にしがみつくコアラの赤ちゃん(同園提供)

 午前9時~午後5時(入園は午後4時半まで)。入園料は高校生以上500円、小中学生100円、未就学児は無料。問い合わせは同園(099ー261ー2326)へ。


advertisement