【鹿児島】重量部門の優勝は30キロ 桜島大根コンテスト
桜島大根の出来栄えを競う「世界一桜島大根コンテスト」が1月27日、鹿児島市桜島横山町の道の駅桜島で行われた。
生産者の栽培意欲の向上などを目的に始まり、今年で24回目。県内外の農家や児童らが育てた56本が出品され、審査員が形や傷がないかを評価したり、棒でたたいて中の状態を確かめたりした。
重量部門で優勝したのは、同市桜島二俣町、農業枦元俊一さんの30.1キロ。長男の俊太さんも準優勝に輝き、枦元さんは「暖冬で中身が割れるなどして大変だった。なかなか親子で1、2位を取れることはないのでうれしい」と喜んだ。
学校部門で優勝した小学4年の児童は「学校の近くの畑で育てて、大きい3本を抜いた。からあげにして食べたい」と笑顔だった。