【佐賀】ゲーム「リネージュW」を体感 県とコラボ催し

 韓国のゲームメーカー「NCSOFT」が全世界に配信するオンラインのゲーム「リネージュW」と、佐賀県のコラボイベントのオープニングセレモニーが1月31日、佐賀市の佐賀空港で開かれた。2月1日から同空港2階で始まるアートギャラリーの内覧会もあり、リネージュシリーズを象徴する武器「真冥王(しんめいおう)の執行剣」の原寸大オブジェも国内で初公開された。

武器の原寸大オブジェ展示


「真冥王の執行剣」などが展示されたアートギャラリー

 県などによると、同シリーズは1998年にサービスを開始し、最新作のリネージュWを含めて韓国や台湾を中心に人気となっている。今回のコラボ企画は、同社の日本法人「NCJapan」がゲームの世界観を現実で表現しようと、県に打診して実現した。

 セレモニーには、山口祥義知事や日本法人の金範(キムジュンボム)事業統括本部長らが出席。山口知事は、コラボ期間中は同空港を発着するソウル便が毎日1往復していることを踏まえ「ファンの方々に佐賀にお越しいただきたい」と呼びかけ、金本部長は「世界観を肌で感じて楽しんでほしい」と語った。

複製原画やコラボグッズも

 イベントは3月3日までで、ギャラリーには執行剣のほか、ゲームのシーンやキャラクターを描いた複製原画など約50点を展示。有田焼や日本酒など県の特産品とのコラボグッズの販売や、県内の観光地を巡るAR(拡張現実)フォトラリーなどが企画されている。


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