【熊本】くまもと移住アンバサダーにスザンヌさんら5人
都市圏からの移住を促進しようと、熊本県の蒲島郁夫知事は2月20日、東京などで活躍後、地元を拠点に活動している著名人らを初の「くまもと移住アンバサダー」に任命した。
任命されたのは、県内在住のタレントの井上晴美さんとスザンヌさん、音楽ユニット・餓鬼レンジャーのポチョムキンさん、お笑いコンビ・もっこすファイヤーの計5人。都市圏の若者をターゲットに、PRイベントなどで熊本の魅力を発信していく。
県によると、県内の昨年度の移住者は2315人で、近年は増加傾向にある。2021年度に県移住定住推進本部を設置し、昨年度からは移住希望者を対象に、現地視察のための旅費を支援する事業を始めている。
県庁で任命式があり、蒲島知事は台湾積体電路製造(TSMC)の進出に触れ、「熊本は100年に1度のビッグチャンス。熊本への人の流れをさらに加速させるためにも、皆さんだから分かる熊本の魅力を発信してほしい」と語った。
歓談でスザンヌさんは「母としての目線で、熊本の魅力を伝えていきたい」と話した。