【鹿児島】色鮮やか!薩摩切子のひな壇飾り 磯工芸館で

 3月3日のひな祭りを前に、鹿児島市吉野町の磯工芸館で、薩摩切子(きりこ)を人形に見立てたひな壇飾りが展示されている。4月7日まで。


カラフルな薩摩切子が並ぶひな壇飾り

 薩摩切子を使ったひな飾りは、同館一帯の集成館事業150年記念として2003年に始まった。今年は色鮮やかな計47点(総額750万円相当)を展示。黄色の復元に成功して35年の節目になることから、17点は黄色のグラスや香水瓶などを並べた。

 内裏びなには赤と青のデカンタを、五人囃子(ばやし)には赤、青、緑、紫、黄のおちょこを置いた。きらびやかなひな飾りを前に、来館者はスマートフォンで撮影するなどして楽しんでいた。

 南谷秀子店長は「黄色の作品をふんだんに使い、例年より豪華。ぜひ足を運んでほしい」と話している。

 午前9時~午後5時。入場は無料で無休。問い合わせは磯工芸館(099ー247ー8490)へ。


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