【鹿児島】EVバスを鹿児島市が導入 27日から運行
鹿児島市交通局が初めて導入した電気自動車(EV)バスの運行開始式が3月26日、同市易居町のみなと大通り公園で開かれた。同市の桜ヶ丘と宇宿の両地区を走る路線で27日から運行する。
桜ヶ丘と宇宿の路線で
同市は2050年までに二酸化炭素(CO₂)の排出量実質ゼロを目指しており、走行中にCO₂を排出しないEVバスの導入を決めた。1台あたり6200万円で計2台を購入した。
バスの座席は22席、乗車定員は52人。各座席にUSBポートが設けられ、100ボルトのコンセントも内蔵されている。災害時には電源車として利用できる。1回の充電で最大280キロの走行が可能という。
式典では、下鶴隆央市長が「なめらかな走りで振動も少ない。ぜひ乗り心地を体感してほしい」とあいさつし、運転手にレプリカキーを手渡した。