【熊本】震災8年 西原村復興シンボルの運動公園が完成

 熊本地震から8年。地震で9人が亡くなった熊本県西原村で4月14日、村主催の熊本地震復興記念式典と村の復興のシンボルとする村運動公園の落成式が開かれた。


落成した西原村運動公園。奥は村総合体育館

 運動公園は、2022年4月にオープンした村総合体育館を含め、広さ約4.2ヘクタール。250台収容の駐車場を備え、総事業費は約33億円。障害の有無にかかわらず遊べるインクルーシブ遊具を設け、園内では災害時、テントの設営や車中泊もできる。

 村総合体育館であった式典で、吉井誠村長が「村は地震からの完全復興をなしえたことを誇り、新たな一歩を踏み出す」とあいさつ。坂本農相らがくす玉を割って祝った。

 村では熊本地震で、災害関連死を含む9人が死亡、56人が負傷した。


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