【宮崎】JR山之口駅が装い新たに始動 温かみある駅舎
JR日豊線の山之口駅(宮崎県都城市山之口町)の駅舎が建て替えられ、6月1日から利用が始まった。2027年の国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会で総合開会式などが行われる予定の新県陸上競技場(同町)の最寄り駅で、レンガ調の外観の駅舎は内装に県産スギ材を使うなどし、温かみのある雰囲気となっている。
国スポの玄関口・都城に
都城市によると、旧駅舎は築約50年とされ、老朽化が目立っていた。新駅舎は鉄骨造りの平屋で、床面積は187平方メートル。大会開催などを契機に山之口地区の玄関口としての機能向上などに向け、市が国の補助を受けて1億1800万円で整備した。名称を「山之口駅観光スポーツ交流センター」としている。
市は25年度までに駅周辺にイベント広場なども整備する方針。市国スポ・障スポ推進課は「鉄道の利用客はもちろん、地元の皆さんの憩いの場となるよう整備したい」としている。