【山口】宇部市に整備予定の交流拠点施設 愛称を募集中

 山口県宇部市は旧山口井筒屋宇部店跡(宇部市常盤町1)に整備を計画している「常盤通りにぎわい交流拠点施設」の愛称を募集している。8月30日まで応募を受け付け、11月に市民による投票を行い、12月に決定する。


「常盤通りにぎわい交流拠点施設」の完成イメージ

 施設は2026年秋にオープンを予定している。建物は鉄骨造り3階建て、延べ床面積は4700平方メートル。1階にはカフェや卓球などを楽しめるフリースペース、民間事業者が入るテナントエリアを設ける。2階には科学実験などを体験できる「サイエンスラボ」、妊娠や子育てに関する相談窓口を置き、3階の大部分は子どもたちが自由に遊んだり絵本を読んだりできるプレイゾーンにする。

11月に市民投票

 応募資格は市出身など同市にゆかりがあること。寄せられたアイデアの中から市などが複数の候補に絞り込み、市民による決選投票を行う。開館1年前の25年にはネーミングライツの契約企業も募集するという。

 愛称とその理由、住所、氏名などの必要事項を記入し、市ホームページからアクセスできる専用フォームや郵送、ファクス、メールなどのいずれかで行う。採用された人には感謝状や副賞が贈られる。

 市中心市街地活性化推進課の担当者は「幅広い年代の人たちが親しみを持って利用したくなるようなアイデアを提案してほしい」と呼びかけている。

 問い合わせは同課(0836-34-8896)へ。


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