【大分】｢中津祇園｣で5年ぶりに花火大会！　浄財を募る

　大分県中津市を代表する祭り「中津祇園」初日の7月26日、花火大会が5年ぶりに開かれる。中津商工会議所を中心につくった実行委員会が、開催費に充てる募金を呼びかけている。

設置された10号玉の募金箱

　花火大会はこれまで、商議所や民間有志など主催者を代えながら実施してきたが、新型コロナウイルスの影響で2020年以降中止となっていた。

　今後は毎年続けていこうと、商議所や中津祇園保存協議会、地元住民らで新たに実行委を結成し、募金を求めることにした。目立つよう10号玉(直径約30センチ)の特製花火型募金箱をゆめタウン中津、サンリブ中津、大分銀行中津支店に設置したほか、市役所など16か所にも普通の募金箱を置いている。

　小祝漁港広場が会場で、午後8時頃打ち上げ予定。約30の飲食店舗による催し「中津バル」も開いて盛り上げる。熱気球の搭乗体験(午後4～7時、1000円)もある。実行委事務局は「市民全体で支えていく大会にしたい」と募金を呼びかけている。問い合わせは商議所内の同事務局(0979-22-2250)へ。

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