【鹿児島】出水市と読売新聞、KYTがSDGs普及へ協定

 鹿児島県出水市と読売新聞西部本社、鹿児島読売テレビ(KYT)は7月12日、SDGs(持続可能な開発目標)の普及啓発に関する協定を締結した。同市で今秋、出前授業や植樹を行う。


出水市役所で協定を結んだ(左から)増田社長、椎木市長、小石川社長

 協定は、市民へのSDGsの普及啓発に関することなど4項目。9月に市内全13小学校と義務教育学校の4~6年生約1500人に読売KODOMO新聞を寄贈したり、米ノ津東小で出前授業を行ったりする。10月には同市境町で植樹も行う。

 市役所で行われた協定締結式で、椎木伸一市長は「市の将来を担う子どもたちにとって、大変有意義な活動だと思う」とあいさつ。西部本社の増田雅己社長は「地域に根ざした全国紙として様々な形で地域に貢献したい」、KYTの小石川伸哉社長は「発信力を通じて、このプロジェクトを県内、全国に広く届けたい」と述べた。

 西部本社は2021年から、子どもたちにSDGsの理念を伝える「九州・山口 未来の森~みんなで学ぼうSDGsプロジェクト」に取り組んでいる。これまでに長崎県佐世保市や山口市、熊本県宇城市で植樹などを行ってきた。


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