【山口】「夏の夜間開園」が人気! 周南市の徳山動物園

 帰省シーズンに合わせ、山口県の周南市徳山動物園が開園時間を午後9時まで延長して実施している「夏の夜間開園」が人気を集めている。

 午前9時~午後5時の開園時間を午後9時までにし、普段は見られない動物たちの夜の活動を観察してもらう恒例イベント。夜のとばりが下りた園内で、親子連れらがスリランカゾウを背景に記念撮影をするなどして楽しんでいる。


夜の園内でスリランカゾウを見学する来園者

 2024年は、餌を食べる動物を観察しながら飼育員の解説を聞く「夜のぱくぱくタイム」を企画。8月12日は飼育員がマレーグマ舎の展示スペースに入り、雌のマーヤ(19歳)に好物の蒸したニンジンや水で薄めた蜂蜜を与えながら「マレーグマは長い舌を持っていて上手に餌を食べます」と話していた。

 夜間開園は8月14、17、24、31日に予定しており、長畠和彦園長は「日没後は暑さが和らぐので、家族や友達とゆっくり見学してほしい」と呼びかけている。問い合わせは同園(0834-22-8640)へ。


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