【佐賀】JR九州の「スゴカ」OK!新たに佐賀県内13駅で

 JR九州(福岡市)の交通系ICカード「SUGOCA(スゴカ)」を利用できる佐賀県内の駅が増えたことを記念するイベントが10月3日、佐賀県武雄市の武雄温泉駅で開かれた。県内では同駅など長崎線と佐世保線の計13駅が加わって32駅でスゴカが使えるようになり、関係者が利用拡大を期待した。


スゴカを使って改札を通る山口知事(右)と古宮社長

 新たに使えるようになった13駅は、有田駅や北方駅、江北駅、鍋島駅など。すでに導入されていた駅と合わせると、全61駅のうち半数超で利用可能となった。

 記念イベントには山口祥義知事やJR九州の古宮洋二社長らが出席し、山口知事はあいさつで、「いよいよこの日が来た。多くの人の使い勝手が良くなる」と歓迎した。導入コストは4億1000万円で、全額を県が負担した。

 イベントでは、県が考案した記念スゴカのデザインも発表された。有田焼やバルーンなどが描かれており、佐賀駅や江北駅などの有人駅で来年2月から1000枚を販売する予定だ。


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