【長崎】新スタジアムで初の公式戦 V・ファーレン勝利
長崎市に10月14日開業する複合施設「長崎スタジアムシティ」の中核となるサッカー場「ピーススタジアム」(ピースタ)で6日、初の公式戦が行われた。新たに本拠地とするJ2のV・ファーレン長崎が4―1で大分トリニータを破り、新スタジアムでの初陣を勝利で飾った。
スタジアムシティはJR長崎駅から徒歩10分ほどの場所に立地。通販大手「ジャパネットホールディングス」(長崎県佐世保市)が整備し、ピースタ(収容人数約2万人)のほか、アリーナ(同約6000人)やホテル、ショッピングモールなどを備える。ピースタは観客席からピッチまでの距離が最短約5メートルと近いなど、試合の臨場感を味わえるのが特長だ。この日はほぼ満員となる1万9011人が詰めかけた。
長崎市の農業、村田大輔さん(42)は「スタジアムの雰囲気に圧倒された。この場に立ち会えたことがうれしい」と興奮した様子だった。