【熊本】"天空の熊本城"が出現　ライトアップの演出も

　熊本城(熊本市)を天空の城のように演出する初の試み「雲上(うんじょう)の熊本城」が10月9日、報道陣に公開された。日没後、石垣を覆った人工の霧と天守閣がライトアップされると、城は幻想的な雰囲気に包まれた。

熊本市が初企画

霧と光に包まれ、幻想的に浮かび上がる熊本城

　11日から11月4日まで開かれる「秋のくまもとお城まつり」に合わせて同市が企画した。事業費は約700万円。専用の装置で霧を広げ、国内最大級の人工雲海を出現させる。霧の一部は城の古井戸の水も利用しているという。

夜間は光と音の演出が加わる

　11日以降、午前9時から午後9時まで30分おきに見ることができ、午後6時からは光と音の演出も加わる。

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