【長崎】被団協のノーベル平和賞受賞を横断幕でアピール

 日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞の受賞決定を受け、被団協の長崎県組織にあたる長崎原爆被災者協議会(被災協)は10月16日、長崎市岡町の事務所にノーベル平和賞の受賞を知らせる横断幕を設置した。


英語で受賞を知らせる横断幕

 横断幕は縦0.9メートル、横2メートルで、日本語と英語の2種類を製作。「ノーベル平和賞受賞 日本政府は核兵器禁止条約に署名・批准を!」などと訴えている。


受賞を知らせる横断幕を掲示する被災協の会員ら

 田中重光会長(83)は「横断幕を見た多くの人たちに受賞を知ってもらい、核兵器廃絶を改めて考える機会になってほしい」と話した。


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