【熊本】人吉・球磨の復興へ! 吉本芸人のコラボ焼酎第3弾

 吉本興業のお笑い芸人で、熊本県内在住の安井政史(まさじ)さん(42)が九州豪雨からの復興支援を目的に、人吉・球磨地域の酒造と共同でつくるオリジナル球磨焼酎の第3弾「刻(とき)の手紙」が完成した。農林水産省の日本の棚田百選に選ばれた球磨村の松谷棚田から収穫した米を使った。長期保存もでき、出産祝いなどの贈答用に利用できるという。

「大使」の安井政史さんと


「刻の手紙」をPRする安井さん


 安井さんは、球磨焼酎を全国に紹介する「球磨焼酎大使」を務めており、これまでに焼酎2種類を配合した商品や五木村産の紅茶を球磨焼酎につけ込んだリキュールを造ってきた。


棚田百選の米を使用

 今回は、人吉市の深野酒造と協力し、田植えから仕込み、蒸留まで携わり、まろやかな味わいの焼酎を完成させた。ビンの表にシールを貼り、思い思いのメッセージを書けるようにした。


オリジナル球磨焼酎「刻の手紙」


 安井さんは10月28日に球磨村役場を訪れ、「お米のうまみとともに体にすーっとしみ込んでいく焼酎ができた。お子さんが生まれたときに贈り、20年後、一緒に飲んでください」と商品をアピール。松谷浩一村長は、「試飲したが本当においしい。県外の方にどんどん飲んでもらえれば」と話した。


松谷村長(左)に「刻の手紙」を紹介する安井さん

 720ミリ・リットル入り5500円(税込み)。300本限定で熊本市の鶴屋百貨店などで販売している。問い合わせは人吉市の鳥越商店(0966-22-2375)へ。


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