【熊本】八代亜紀さんの功績を後世に… 八代市がCF開始

　熊本県八代市は、市出身で2023年12月に亡くなった歌手、八代亜紀さんの功績を後世に伝える「八代亜紀さんメモリアル事業」の費用に充てるため、寄付金を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。目標額は8000万円で、25年1月末まで。

記念碑、駅での楽曲使用など検討

クラウドファンディングについて説明する中村市長

　事業は、市と市内の経済団体が9月に設立した実行委員会が企画。記念碑設置や所属事務所が寄贈したステージ衣装の展示、駅の発着音として楽曲を使うことなどを検討している。

　中村博生市長は11月の定例記者会見で、「八代さんの功績を郷土の誇りとし、末永く継承したい」と述べた。ふるさと納税を使った「ふるなびCF」のサイトから寄付ができる。市役所本庁や支所でも受け付ける。問い合わせは市秘書広報課の実行委事務局(0965-33-4101)へ。

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