【宮崎】｢小林まちづくり｣が受賞！『ふるさと企業大賞』

　宮崎県小林市の中心市街地活性化などに取り組む会社「小林まちづくり」が、一般財団法人地域総合整備財団(東京)による「ふるさと企業大賞(総務大臣賞)」を受賞した。

中心市街地活性化など評価

　同賞は、地域振興に取り組む民間事業者の支援を目的に自治体などが貸し付ける「ふるさと融資」(無利子融資)を活用し、地域経済振興などに貢献する事業者を対象に2002年度から贈っている。24年度は小林まちづくりを含めて全国の10事業者が受賞。県内からは4事業者目となった。

表彰状を手にする柊崎社長(左から2人目)ら

　小林まちづくりは14年に設立。前年に閉店した市内のスーパー跡地に商業施設や賃貸住宅などを備えた複合ビルを開業させたり、閉鎖したビジネスホテルを購入して再オープンさせたりしているほか、直近5年間で「UIJターン」の人たちを13人採用。これらが中心市街地の活性化や市民の利便性向上につながっていると評価を受けた。

「必要とされる会社に」

表彰状を受け取る柊崎社長(右)

　市役所で11月、表彰式があり、同財団の牛島授公(さずきみ)事務局長から表彰状などを受けた柊崎(ふきざき)庄二社長は「既存事業や新たな事業による利益をまちに再投資するなどし、市民に必要とされる会社であり続けたい」と述べた。

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