【熊本・鹿児島】肥薩おれんじ鉄道､駅の"愛称権"を販売

　鹿児島県薩摩川内市と熊本県八代市を結ぶ肥薩おれんじ鉄道(八代市)は、各駅に愛称をつける権利を販売するネーミングライツ事業を始めた。

全28駅の命名権

肥薩おれんじ鉄道の車両

　対象は同鉄道の全28駅。愛称は駅ホームの看板などに記されるほか、列車内で放送もされる。駅のデジタルサイネージ(電子掲示板)や広告枠も利用できる。

　契約料は各駅の利用者数などによって異なる。1年契約の場合、33万～132万円(税込み)で、期間は2025年3月中旬から1年間。募集は24年12月20日まで。

　同鉄道の担当者は「年間延べ約100万人が利用する路線。知名度向上などにつながるので、ぜひ活用してほしい」としている。問い合わせは、同鉄道営業部(0996-63-6860)へ。

advertisement