奄美群島の特産品「本場奄美大島紬」の振興を図るイベント「紬の日のつどい」が1月5日、鹿児島県奄美市で開かれた。紬姿の市民らが市中心部を練り歩く「紬大行進」などが行われ、大島紬をPRした。
市が1978年に1月5日を「紬の日」と定めて以来、この日にイベントを催し、市民に紬の着用を呼びかけている。
紬大行進には、新たに任命された「紬美人」の4人も参加。安田壮平市長らと街なかを歩き、見物客らに手を振って紬の魅力をアピールした。紬美人の1人、奄美市の福摩真心(まここ)さん(23)は「紬は奄美の誇り。若い世代にも親しんでもらえるよう魅力を発信していきたい」と話した。