【鹿児島】市電で「日本一」を味わって かごしま茶をPR
鹿児島県内の荒茶の生産量が2024年、静岡県を抜いて初めて日本一になったことを記念し、かごしま茶をPRするイベントが3月1日、鹿児島市電の車内で行われた。
県立短期大の「お茶育研究会」が主催。「鹿児島茶日本一おめでとう」などの装飾が施された貸し切り電車で約2時間、市内を巡回し、参加者はかごしま茶に関するクイズや水出し茶の飲み比べなどを楽しんだ。
学生がデザインした日本一を祝う小袋に入った茶葉のプレゼントもあり、参加者はお茶を使った手作りスイーツなどに舌鼓を打っていた。鹿児島大3年の学生(21)は「電車に乗ってお茶を味わうのは新鮮。抹茶特有の苦みのあるお菓子がおいしかった」と楽しんでいた。
同研究会の部長(20)は「イベントをきっかけに鹿児島のお茶の魅力を知ってほしい」と話していた。