【大分】「昭和の町」にボンネットバスが帰ってきたぞ!

 昭和30年代の街並みを再現した大分県豊後高田市の「昭和の町」で、周遊するボンネットバス「昭和ロマン号」が車体の再塗装を終え、輝きを取り戻した姿で商店街に帰ってきた。


再塗装され、お披露目された「昭和ロマン号」

 バスは1957年に製造され、秋田県で路線バスとして活躍した後は35年以上放置されていた。昭和の町が福山自動車時計博物館(広島県福山市)に修復を依頼し、2009年から運行している。

 市が2025年1月から、さびの除去や再塗装を実施。3月16日のイベントでお披露目されると、観光客らがピカピカになった車体を眺めたり、記念撮影したりしていた。

 市観光アンバサダーの神田万穂さん(24)は、「きれいになった車体で、昭和の町を元気に走ってくれるはず。多くの人に乗車してほしい」と期待している。


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