【大分】アサギマダラ 姫島村の海岸舞う
春と秋の2回、渡り鳥のように日本列島を縦断するチョウ「アサギマダラ」が、北上の際の中継地、大分県姫島村・みつけ海岸に姿を見せている。
薄い水色のまだら模様が特徴で、羽を広げた幅は約10センチ。海岸に自生するスナビキソウはこの時期、白い花をつけ、その蜜を求めて飛来する。地元で20年にわたり保護活動を行っている「アサギマダラを守る会」によると、5月1日に初確認した。6月上旬まで見られるという。
南下する秋には、島内のフジバカマの畑を中継地にする。同会の一人は「貴重なチョウを守り続けたい」と話していた。
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