【宮崎】シーガイアのホテルを改装へ 2026年完成目指す

 大型リゾート施設「フェニックス・シーガイア・リゾート」(宮崎市)を運営するフェニックスリゾートは6月6日、高層ホテルなどの改装に乗り出すと発表した。最大4人で宿泊できる部屋を拡充するなどして家族連れを呼び込む狙いで、2026年中の完成を目指す。

家族連れに照準


新たなホテル名を披露するフェニックスリゾートの山本社長(右)ら(宮崎市で)

 同日から「フェニックス・シーガイア・オーシャン・タワー」に改称した高層ホテルでは従来、夫婦など2人での利用が目立っていたが、全約730室の2割にあたる167室を対象に、最大4人で泊まれる部屋を増やす。ロビーや屋外には子どもが楽しめる施設を整備するほか、別棟の温浴施設についても機能を拡充する。事業費は非公表。

 フェニックスリゾートはあわせて、リゾート内にある別の2か所の宿泊施設についても、同日から「シーガイア」を冠する名称に変更した。山本俊祐社長は「シーガイアブランドに原点回帰し、世界とつながる重要なインフラ(社会基盤)として発展させたい」と力を込めた。


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