【大分】B-リングスの来季体制 水本選手が監督兼任へ 

 野球の独立リーグ・九州アジアリーグに加盟する大分B―リングスは12月22日、来季の体制を発表した。山下和彦監督が退任し、水本大志・選手兼コーチが選手を兼ねた監督に就任する。


来季の活躍を誓う森社長(前列中央)、水本選手兼監督(同右)、房前投手(後列左端)ら

得点率低迷 払拭へ新体制

 今季は63試合を戦い、35勝26敗2分けで4チーム中2位だった。大分市内で記者会見した球団の森慎一郎社長は、得点率の低さを課題に挙げ、「来季は選手の個性を発揮し、変幻自在な戦術を取れる野球を体現したい」と話した。

 水本氏は会見で「能力の高い選手が多い。距離の近さを生かし、良い方向に導きたい」と意気込んだ。

 また、大分市出身の房前輝(あきら)投手ら選手5人の入団も発表された。房前投手は「チームに貢献できるよう頑張りたい」と意気込みを語った。

 チームは来年2月16日から臼杵市でキャンプを行い、同3月に開幕予定の新シーズンに臨む。


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