【佐賀】みやき町中央公園が完成! 1月4日から供用開始

 佐賀県みやき町が整備を進めていた日本サッカー協会(JFA)公認の人工芝球技場などを備えた町中央公園が完成した。2026年1月4日から供用開始になる。

 町中央公園はグラウンドや大型遊具の広場、更衣室・シャワー完備の木造平屋管理棟などで構成する約3万7700平方メートル。サッカーやフットサルに利用できる球技場(約1万300平方メートル)はサッカーコート1面(フットサル4面)で、多目的広場(約5500平方メートル)は少年用サッカーコート1面を確保できる。

 また、公園に沿って流れる農業用水路側の敷地内に水害時の調整池機能を持つ約9000平方メートルの駐車場を整備した。河川の増水で発生していた周辺道路の冠水が抑えられるという。

 民間の知見を活用するPFI方式で2024年6月に着工し、12月中旬に完成した。国の交付金やJFAの特別助成金などを活用し、事業費約9億3900万円。


真新しいピッチでボールを追いかける子どもたち


 12月23日に現地で落成式があり、岡毅町長が「様々なスポーツに打ち込む若者たち、生涯スポーツを楽しむ高齢者にとってかけがえのない施設になる」とあいさつ。来賓として招かれたJFAの宮本恒靖会長は「完成したピッチで多くの子どもたちをはじめ世代を超えた人々が集い、スポーツで交流する場として生かしてほしい」と期待を述べ、テープカットで完成を祝った。


 球技場ではサッカー教室も開かれ、地元の保育園児たちがボールを追いかけながら歓声を上げていた。


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