【宮崎】"実は温泉地"をPR 「青島温泉組合」が4月1日誕生

 宮崎市を代表する観光地・青島の温泉事業者を中心とした任意団体「青島温泉組合」が4月1日に誕生する。県内有数の温泉地として地域一体となった情報発信や観光戦略の策定、事業者間の連携による収益事業の実施を目指す。

観光地…でも温泉は知られず


温泉組合の設立で市役所を表敬訪問した川越さん(左から3人目)ら

 青島は南国情緒あふれる海辺の景観が広がり、国内屈指のサーフスポットとして知られる。さらに、神話の舞台となった青島神社の知名度も高い。

 一方で、地域内の温泉は古くから存在していたものの観光の主役として情報発信する機会は限られていた。湧出時の温度が低い「冷泉」が多いといい、組合の代表者に就任予定で貸し切り湯を営む地蔵庵社長の川越久史さんは「温泉であることに違いはないが、街中に湯煙が立たないのでイメージが広まらなかったのでは」と推測する。

「温泉手形」など連携企画も

 2025年に2度、地域内の入浴施設を巡る「温泉手形」を発売すると観光客に好評だったことから、地元の7事業者が組合を設立することで合意。①温泉ブランドの確立に向けた広告宣伝 ②温泉手形などの連携企画 ③組合による収益事業――に取り組む方針を固めた。

 3月25日に市役所を表敬訪問した川越さんは青島が空前の新婚旅行ブームに沸いた昭和期の歴史に触れ、「流行は移り変わるが、一度確立したブランドは揺るがない」と強調。「青島のイメージとして温泉を定着させたい」と意気込みを語った。


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