「ふくおかジビエフェア」開催中! 38店が特別な料理を提供

「ふくおかジビエフェア2026」のPRビジュアル(画像はすべて福岡県提供)

記事 INDEX

  • 農家を悩ます野生鳥獣
  • 13回目を迎えたフェア
  • ジビエのおいしさ堪能

 福岡県内で捕獲されたイノシシやシカの肉を「ふくおかジビエ」として広めようと、県主催のイベント「ふくおかジビエフェア2026」が2月28日まで開かれています。県内の飲食店38店が参加し、シェフ自慢の料理でジビエのおいしさを伝えます。

農家を悩ます野生鳥獣

 県によると、野生鳥獣による農林水産物の被害額は2024年度で約8億円に上ります。過去最悪だった10年度の約15億7000万円に比べれば減少していますが、今も農家らを悩ませています。


「ふくおかジビエフェア2026」のチラシ


13回目を迎えたフェア

 県はジビエ料理に親しんでもらい、地元の資源を有効活用することを目指し、13年度から料理フェアを企画しています。13回目となる今回は1月15日~2月28日の期間で開催中です。

 フェア参加の38店は、いずれも県が認定する「ふくおかジビエの店」です。ふくおかジビエの店は、県内の獣肉処理施設から購入したジビエの料理を年間通して提供する飲食店で、62店舗(2025年10月時点)あります。


参加店を紹介するチラシ裏面


 参加店はイノシシやシカの肉を使い、ロースト、カレー、ポトフなど多彩な料理を提供します。参加店でフェアメニューを味わった人を対象にしたキャンペーンもあります。店舗設置の用紙に記載された2次元コードを読み取ってアンケートに答えると、抽選で20人に食事券(5000円分)が当たります。


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ジビエのおいしさ堪能

 県の担当者は「狩猟者が捕獲したイノシシやシカを地域資源として有効活用するため、ジビエの利用拡大に取り組んでいます。ジビエの概念を覆す特別な料理を食べて、おいしさを堪能してほしい」と話しています。

 参加店のジビエメニューを紹介します。

福岡市エリア


クボカリー大名店(中央区)

【奥八女産熟成猪(いのしし)キーマ】(1800円)
 1週間以上、熟成させて水分を抜いたイノシシの粗びき肉をキーマカレーに。レンコンとシメジのスパイス炒めを添えた一皿。▶詳細


Nico Appartement(中央区)

【ジビエ炭火焼3種】(3058円)
 全国各地のハンターから届くジビエを扱う専門店。「ジビエ炭火焼3種」はジビエの魅力を存分に味わえるメニューで、3種の内容は日替わり。▶詳細


Bera Jr.(中央区)

【糸島産眠り〆猪の薪火焼き】(150グラム4400円~)
 糸島ジビエ研究所から届く「眠り〆猪」の骨付きロースを薪(まき)だけで焼く。表面は香ばしく、中はしっとりと仕上げている。▶詳細


ラ・レジーア(中央区)

【西洋野菜と猪のしゃぶしゃぶ】(2人前4800円)
 薄くカットしたイノシシ肉は火が通りやすく、西洋野菜との相性もバッチリ。2種類のつけダレで味わえる。▶詳細


L’eau Blanche(中央区)

【眠り〆猪ロースの藁燻製(くんせい)仕立て】(2万2000円のコースの一品)
 肉の塊を備長炭とオーブンでじっくりと火入れし、仕上げに藁(わら)でいぶして香り付けする。▶詳細


福新楼(中央区)

【猪シュウマイ】(2個入り440円)
 イノシシ肉とタマネギで作った餡(あん)をシューマイの皮で包み、注文を受けて蒸し、熱々で提供される。▶詳細


TRATTORIA CALIMERO(中央区)

【ふくおかジビエのミルフィーユグラタン】(2200円)
 厳選した福岡県産のイノシシ肉と、季節の野菜を合わせたミルフィーユ仕立てのグラタン。香ばしく焼き上げた一皿は滋味深い味わい。▶詳細


シークレットレストランK(中央区)

【「K」特製カレー】(1900円)
 時間をかけて和牛すじを煮込み、イノシシのミンチと野菜、フルーツを加えた一皿。十数種類のスパイスを使い、後味は軽やか。▶詳細


Café Rassembler(中央区)

【ジビエコロッケ〈鹿〉】(500円)
 田川市の処理加工施設「ジビエ猪之国」のシカ肉を使ったコロッケ。シカ肉のうま味が感じられるように揚げたてを提供。▶詳細


焼ジビエ罠(わな)手止メ 警固(中央区)

【先ズのひととおり】(1510円)
 当日に入荷した厳選ジビエ5種を食べ比べできる。来店するたびに、異なる組み合わせが楽しめるのも魅力。▶詳細


BISTRO Pic d’or(中央区)

【眠り〆鹿のポトフ】(アラカルト3300円~、8000円~のコースの一品)
 シカの骨やすじ、ミンチからひいたコンソメがベース。肉と野菜を別々に煮込み、最後に合わせて完成させる。▶詳細


酒場サークル(中央区)

【鹿串】(1本1000円)
 糸島ジビエ研究所が扱うシカ肉を串焼きに。シカ肉の状態や季節によって、ソースの内容を変えて提供する。▶詳細


串揚げさとう(博多区)

【鹿ヒレ肉の串揚げ】(1万780円のコースの一品)
 シカのヒレ肉を低温でじっくり調理する串揚げ。自家製ウスターソースがおいしさをさらに引き立てる。▶詳細


restaurant mamagoto(東区)

【眠り〆鹿内もものロティ 鉄分には鉄分を・・・】(9900円か1万3200円のコースの一品)
 時間をかけて火を入れたシカ肉に、ひじきとベーコン、シカのだしで仕立てたソースを添えて。▶詳細


三日月食堂(東区)

【ジビエカレー三日月サラダSセット】(2035円)
 ジビエカレーは冬季限定のメニュー。イノシシのひき肉2種類(粗びきと細びき)、10種類以上のスパイス、季節の果物、香味野菜で仕上げている。▶詳細


いろり焼 筑前堀(西区)

【いのしし肉】(100グラム2000円)
 厚めにカットされたイノシシ肉を炭火でじっくり焼いて味わう。香ばしさに加え、肉本来のうま味が感じられる。▶詳細


OLLY Befu Kitchen(城南区)

【福岡産猪のグリエ】(2800円)
 脂の部分からじっくりと火を入れ、表面は香ばしく焼き上げ、濃厚なうま味を引き出した一品。使用部位は入荷状況によって異なる。▶詳細


Chez HIGUCHI(南区)

【福岡県産猪三枚肉の煮込みとソーセージ 猪のコンソメスープであっさりと】
(ランチ6050円~、ディナー8800円~のコースの一品)
 イノシシの三枚肉とソーセージに薬膳風のコンソメを注いで味わう。▶詳細

福岡都市圏


Brasserie Grappe(春日市)

【眠り〆猪のパートブリック包み焼き】(2400円)
 イノシシのバラ肉をブイヨンで炊いて細かく刻み、豚肉や鴨肉と合わせたタネを小麦粉の薄い皮で包んで焼き上げた。▶詳細


焼肉・鍋 まるや(糸島市)

【アナグマのすき焼き】(3300円)
 希少なジビエのアナグマを使った鍋料理。ジビエ処理加工施設を直営するお店だからこそ味わえる。▶詳細


TERROIR(糸島市)

【鹿肉のロティ エピスミエル風味】(ディナーコース1万6500円の一品)
 シカのもも肉をローストし、スパイスやはちみつ、熟成のシェリービネガーを合わせたメニュー。肉の食感がしっとりするよう焼き上げている。▶詳細


Ottantotto(篠栗町)

【福岡県産鹿もも肉のロースト】(3300円)
 低温でゆっくり火入れしてうま味を引き出した料理。ワインと一緒に味わう楽しみも魅力。▶詳細

筑後エリア


スパニッシュ&イタリアン クラフトビールLEON(久留米市)

【猪バラ肉の黒ビール煮】(1930円)
 イノシシのバラ肉の表面を焼き、うま味を閉じ込め。その後、黒ビールやトマトソースなどで長時間じっくり煮込んでいる。▶詳細


レストラン シェ・ワシズ(久留米市)

【鹿のパイ包み トリュフのソース】
(プリフィックスコース4800円、フルコース7000円の一品)
 シカ肉のロースを赤ワインや野菜で一晩、マリネに。表面を焼いてからパイ生地で包み、低温でじっくり火入れした。▶詳細


秋月温泉料亭旅館 清流庵(朝倉市)

【鹿肉のポトフ】(ランチ7150円~、ディナー9350円~のシェフズコースの一品)
 シカのコンソメで仕上げるポトフ。季節に合わせた野菜とシカ肉の調和を堪能できる。▶詳細


まちの食卓 Le’Ala(うきは市)

【しっとり火を入れたうきは産鹿ロース肉のロースト】(1980円)
 シカ肉のロースにゆっくり火を通し、食感と濃厚なうま味にこだわって調理。最後は赤ワインベースのソースと、自家製マスタードで仕上げる。▶詳細

北九州市エリア


GRILL LAVA LABO(小倉北区)

【九州ジビエプレート】(4500円)
 九州を中心に全国から届く厳選ジビエを日替わりで提供。溶岩プレートで焼いて、肉のうま味を閉じ込めて味わう。▶詳細


レストランキモト(小倉北区)

【骨付き仔猪のロースト 黒トリュフのソース】
(8800円、1万1000円、1万3200円のコースの一品)
 マデラワイン、コニャック、黒トリュフを合わせたソースが味わいを深める。こだわったジビエだけを扱うため、予約時に確認を。▶詳細


小倉 匠のパスタ LA PAPERINA(小倉北区)

【若鹿のカチャトーラスパゲティ】(2500円)
 カチャトーラは猟師風の煮込み料理。丁寧な火入れで、ほろりと崩れるやわらかな食感を生み出す。▶詳細


Base Café(小倉北区)

【猪ロース肉のステーキ】(2420円)
 イノシシのロース肉に低温で時間をかけて熱を通し、仕上げにザクロの酸味を加えたソースで味わう。▶詳細


イタリア料理 BEL BOSCO(小倉北区)

【リガトーニ豊前産猪肉と季節野菜のラグー】(1540円)
 豊前産のイノシシのすね肉を3時間ほど煮込み、季節野菜と合わせた一品。北九州の豊かな食材を感じられる。▶詳細


洋食屋ぐらんどじゃるだん(若松区)

【鹿のハンバーグ】(2500円)
 シカ肉の様々な部位をミンチにし、豚肉と合わせて作るハンバーグ。デミグラスソースには、シカの骨から取っただしを使用。▶詳細


エス小林(八幡西区)

【田川・舛野さんの冬鹿のサポネット 飯塚・嶋田さんの冨有柿のフランベと共に ジュニパーベリー香るソースルージュで】(3980円)
 時間をかけて調理したシカ肉が味わえる一皿。生産者の顔が見える食材を使用。▶詳細

北九州都市圏


ジビエ料理屋べんけい(岡垣町)

【鹿のカツ】(5000円のコースの一品)
 衣はサクッと軽く、シカ肉のうま味が感じられるカツ。田楽みそ、辛子、スイートチリソースなどを添えている。▶詳細

筑豊エリア


酒菜屋 有門亭(飯塚市)

【鹿のコンビーフスタイル/鹿のコンビーフスタイル肉じゃが風】(各800円)
 シカ肉の繊維を丁寧にほぐし、和と洋でコンビーフ風に仕立てた新メニュー。シカ肉のおいしさが感じられる。▶詳細


ふらんす料理平野(飯塚市)

【仔猪のロースト】(6800円のコースの一品)
 背ロースを骨付きのまま香ばしくソテーし、オーブンでじっくり火入れ。ジビエが初めての人も味わいやすいメニューに仕上げた。▶詳細


ism(田川市)

【鹿肉の生姜麹漬け】(2800円)
 オーナーが狩猟から解体まで行ったシカ肉を生姜(しょうが)麹(こうじ)に漬け込み、炭火でじっくり焼き上げる。麹で肉質もやわらかになる。▶詳細


平成筑豊鉄道 ことこと列車(福智町)

【ことことBOX】(1万9800円のコースより)
 筑豊・京築の食材で構成するフレンチのコースが堪能できる「ことこと列車」。コース序盤に出される「ことことBOX」では、シカのローストなどが味わえる。▶詳細


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