北九州・小倉の鴎外橋はなぜ揺れる? 設計した人に偶然あったので聞いてみた

多くの人が利用する鴎外橋。冬にはイルミネーションで飾られる

記事 INDEX

  • 水環境館は体験して学べる施設
  • 鴎外橋が揺れる理由は?
  • 移動支局「アポロ号」は14日まで

 北九州市小倉北区の小倉井筒屋前「船場広場」に移動支局「アポロ号」を設置して取材拠点にする「福岡ふかぼりメディアささっとー」のサイト開設記念イベント。ささっとー編集部が、小倉の街をぶらり歩いて気になったことを取材しました。


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 今回は、ささっとー編集部の山根秀太記者が、船場広場の近くにある「水環境館」に行ってきました。水環境館は、北九州市・小倉エリアを流れる「紫川」に生息する約70種類、約300匹の生き物を展示しています。紫川の生態系について学べる施設で、身近な生き物を観察できます。さらに、山根記者がずっと不思議に思っていた「鴎外橋」の謎についても解明しました。

北九州市民にとって馴染み深い「紫川」


水槽には紫川流域で生息する魚たちがいっぱい

 水環境館によると、紫川は北九州市小倉南区の福智山を水源に、小倉北区の中心市街地を通って響灘に注ぐ、北九州市最大の2級河川です。

 水環境館は紫川の下流に位置します。流域の生態系を「体験しながら学べる」施設として、2018年4月にリニューアルオープンしました。川と海の水が混ざり合う「塩水くさび」という現象を見ることができる、国内唯一の施設だそうです。


川と海の水が混ざり合う「塩水くさび」を観察できる河川観察窓


干潟に生息するカニやハゼも

トリックアートに挑戦

 こんな感じでトリックアートでも遊べます。多くの親子連れがスマホを手に楽しんでいました。


トリックアートで遊ぶ山根記者

 水環境館の内村政彦館長は「北九州市の小倉エリアは、紫川を中心に商工業が発展してきました。水環境館は紫川の生態系を『体験』しながら『学べる』施設。多くの人に紫川を"体感"してもらいたいです」と話しました。


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