八女市星野村にコンビニ セブンが初の「地域共創型店舗」

 セブン―イレブン・ジャパン(東京)は6月26日、同社初となる「地域共創型店舗」を福岡県八女市星野村に出店すると発表した。八女市が貸し出す土地に店舗を構え、山村地域の買い物支援に取り組む。オープンは今秋の予定。


出店を発表する金城氏(左)と蓑原市長(中央)ら

今秋オープン!山村の買い物を支援へ

 3月に八女市と結んだ「市買物支援事業に関する協定」に基づき出店。店名は「セブン―イレブン八女星野村店(仮)」で、市が旧星野村の長尾地区で買い上げた民有地にユニットハウス型の店舗(約100平方メートル)を設置する。

 営業時間は午前6時~午後10時の予定。食品を中心に、カウンターでのフライヤー商品やカフェメニューも取り扱う。地域のニーズに対応し、住民の声を聞いて取り扱う商品の見直しなどを行うという。

 市役所であった記者会見で、同社リクルート本部の金城知秀・総括マネジャーは「市や地域住民などと一丸となって地域貢献ができるように取り組みたい」と述べた。

 簑原悠太朗市長は「過疎地域への出店や移動販売、配達など含めた買い物支援について同社とともに研究し、安心して暮らし続けられる地域の構築を議論していきたい」と話した。


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