「鬼の修正会」参加者募集  筑後市で来年1月7日

 筑後市観光協会(福岡県)は、同市の熊野神社で来年1月7日に行われる火祭り「鬼の修正会(しゅじょうえ)」の参加者を募っている。


2020年に行われた「鬼の修正会」

 祭りは約1200年の歴史があるとされ、県無形民俗文化財に指定されている。子どもたちが小松明(こたいまつ)(長さ2メートル)を手に境内を巡った後、締め込み姿の男たちが燃え盛る3本の大松明(長さ13メートル)を刈又(かりまた)と呼ばれる棒で支えながら引き回す。

 担い手不足のため、大松明を支える参加者を公募してきたが、新型コロナウイルスの影響で昨年と今年は大松明1本に火を付けただけで、引き回しは見送られた。今年は3年ぶりの通常開催に向けて公募を再開した。対象は健康な男性で、参加無料。全員に当日使った鉢巻きと腹に巻いたさらしをプレゼントする。

20歳の「特別参加者」も募集

 また、初の試みとして、今年度に20歳を迎える人を「特別参加者」として募集する。先着30人。神社近くの天台宗坂東寺の「出世三面大黒天神」のお守りかストラップを贈る。

 申し込み締め切りは12月25日。市観光協会に来所するか、電話(0942-53-4229)またはファクス(0942-65-5911)で申し込む。


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