3年ぶり開催!十日恵比須神社で11日まで正月大祭
商売繁盛の神様で知られる福岡市博多区の十日恵比須神社で1月8日、正月大祭が始まった。名物の福引が再開されるなど3年ぶりの通常開催となり、縁起物を求める参拝者らでにぎわっている。11日まで。
正月大祭では例年、福引や、博多券番(けんばん)の芸妓(げいぎ)たちが参拝する「かち詣(まい)り」などが行われてきた。過去2年は新型コロナウイルスの影響でこれらの行事を中止したが、今年は再開し、参道などには約300の露店も並んだ。
福引には午前中から長い列ができ、参拝客が福寄せ(熊手)などを引き当てると、「大当たりー」と威勢のよいかけ声が境内に響いた。靴の卸や販売を手がける同市博多区の男性は「コロナの影響で厳しい状況が続いてきたが、今年は良い年になってほしい」と話した。
期間中、70万人の人出を見込んでいる。