福岡県内バスツアー「よかバス」快走 7月以降も継続へ

 福岡、大分両県で展開されている観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」(6月まで)の目玉企画として4月から始まった福岡県内バスツアー「よかバス」が人気を集めている。グルメや歴史などをテーマとした約50コースが用意され、福岡県はDC終了後もツアーを継続させ、郊外の観光エリアの活性化につなげたい考えだ。

郊外の観光エリアへ

 県内では、空港や新幹線の停車駅がある福岡や北九州両市から、郊外の観光地に移動する際の2次交通が課題となってきた。ツアーは、県と約40の団体・企業でつくる実行委員会が企画し、両市を発着地とするコースが多く選ばれている。


4月から運行が始まった「よかバス」

 例えば県南を巡るツアーでは、午前8時45分にJR博多駅を出発する。久留米市の国指定重要文化財「高良大社」や、映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」に登場する戦闘機模型の展示で話題となった「大刀洗平和記念館」(筑前町)を見学後、朝倉市などを走る「甘木鉄道」の列車に乗車。のんびりとした雰囲気を楽しみ、午後4時半に博多駅に戻る。

 今月は、1万円以下の日帰りツアーが半数程度を占め、最安値は約7000円と手頃な価格で楽しめる設定になっている。▽グルメ▽神社仏閣▽自然・絶景▽季節の花・紅葉▽レジャー体験▽歴史・世界遺産の六つのテーマからコースを選ぶことができる。

 4月下旬にツアーに参加し、旧伊藤伝右衛門邸(飯塚市)などを見学した福岡市博多区の会社員女性(47)は「福岡生まれだが、筑豊地区にはなかなか観光に行ったことがなかった。行程がコンパクトで、添乗員のガイドもあって、すごく良かった。また別のツアーにも参加したい」と満足した様子だった。

目指すは「はとバス」

 県は、DCが終了した7月以降もツアーを継続し、東京の「はとバス」と並ぶ定番の観光手段として県内外に「よかバス」を定着させたい考えだ。

 実行委は「地元福岡の人にも、もっと県内の魅力を知ってほしい。これからも地域と一緒になったコース作りを行い、知られていない県の魅力を発掘していきたい」とした。

関連記事はこちら↓↓↓



advertisement

この記事をシェアする