JAくるめと福岡県久留米市の製麺会社「久留米製麺」は、同市特産のサラダ菜を使ったパスタ「くるめ菜々子」を共同開発した。4月15日から道の駅くるめで販売を始める。
「くるめ菜々子」4月15日発売
市によると、2020年の同市のサラダ菜の生産量は854トンで、県内の全生産量の約97%を占めた。
地元の野菜を使った新商品の開発を考えていた同社が、年間を通して生産され、安定的に確保できるサラダ菜に目を付け、JAに協力を持ちかけた。
麺にもソースにも
ピューレにしたサラダ菜を麺に練り込み、ソースにも混ぜた。1食分に3分の1玉が使われているという。商品名はサラダ菜の「菜」から名付けた。
11日に市役所で完成報告会があり、試食した原口新五市長は「あっさりしていておいしい」と話した。同社の熊谷憲一社長は「これからも地元の食材を使った商品を開発していきたい」と意気込みを語った。
1パック2食入りで800円(税込み)。問い合わせは久留米製麺(0942-22-1388)へ。