道の駅・おおとう桜街道が”全国2位” ゼンリンから表彰

会員制サービス登録者の訪問数で

 福岡県大任町の道の駅「おおとう桜街道」は、地図大手・ゼンリンが展開する会員制サービス「道ゆき」登録者の訪問回数が全国2位となり、同社から表彰を受けた。同社によると会員は関東・中部・近畿圏の40~50歳代の男性が中心。道の駅は「こまめに清掃しているトイレや併設の温泉などが、トラック運転手やキャンピングカー利用者など長距離を移動する人に支持されているようだ」と喜んでいる。


トロフィーを手に笑顔を見せる梅林支配人


 「道ゆき」は全国の道の駅の情報を発信し、会員同士の交流会を開催するなどしているサービスで、5月時点で約2000人が登録している。会員の専用アプリには、道の駅を訪れた際に起動するとデジタルスタンプを集められる「チェックイン」機能があり、同社はこの回数を昨年4月~今年3月で集計し、施設ごとの順位を付けた。


 その結果、おおとう桜街道は354回と「内灘サンセットパーク」(石川県)の377回に次いで2位となり、九州からは唯一、10位以内に入った。3位は「南えちぜん山海里」(福井県)の321回。後には三重県や静岡県、山梨県などの施設が続いた。

「より満足度を高めたい」

 おおとう桜街道の梅林英三・支配人は6月上旬、ゼンリン関係者の訪問を受け、トロフィーを贈られた。「客足はコロナ禍以前に戻りつつある。表彰を励みに、より顧客満足度を高める努力を続けていきたい」と話していた。


advertisement

この記事をシェアする