地域と交わる「光の道」 苅田町・日産九州の正門前に

 福岡県苅田町の日産自動車九州の正門前で夜間、竹や和紙でできた約540個の灯籠がともされ、光の列が浮かび上がっている。


灯籠のあかりに包まれた会場

 同社が「地域との共生」を目的に2年前から実施しているイベント。高さ約1メートルの竹灯籠は従業員が制作し、星や花火などをデザインした。紙灯籠には従業員の家族のほか、町内6小学校の5年生約350人が、「パパ頑張ってね」というメッセージやスポーツを楽しむ姿などを描いた。

 点灯式では、灯籠のLED電球が一斉に点灯。暗闇が約100メートルにわたって照らされ、参加者から歓声が上がった。従業員代表の長野桃香さんは「今後も地域との交流を深め、町内で広く知られるイベントに育てたい」と話した。

 灯籠は7月24日までの夜間にともされる予定で、近くの無料駐車場に車を止めて見学できる。


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