4月開校予定の夜間中学「北九州市立ひまわり中学校」の校章デザインが小倉南区の市立志徳中1年、辻川ニナさんの作品を基に完成し、市教育委員会は2月5日、表彰式を行った。
辻川さんの作品はヒマワリをリボンで包み込んだ構図で、「いろいろな人が学んでほしい」という思いを表現。「夜間でも昼間のように明るく楽しい学校になってほしい」という願いも込めたという。
校章のデザイン案は市教委が昨夏に各市立中、特別支援学校で募集し、10校から計259点が寄せられた。市教委で候補5点を選んで市立中などに知らせ、生徒ら1万950人が投票。辻川さんの作品が最多得票だった。
表彰式では、田島裕美教育長が「これからも、ひまわり中を応援してほしい」とあいさつ。辻川さんは「ひまわり中では、みんなにつながりを持ってもらいたい」と話した。
ひまわり中は小倉北区の市立菊陵中の校舎で開校する。