福岡市は2月15日、2023年3月の延伸後に利用者が増加している地下鉄七隈線について、2024年3月から予備車両1編成を活用したダイヤ改正を行い、ラッシュ時の運行本数を増やす方針を明らかにした。
七隈線について市は、2027年度までに新たに4編成を投入する計画。1時間あたりの運行本数は、現行の17本から21本となり、ピーク時の混雑率は現在の130%から115%になる見込み。2024年3月のダイヤ改正では、1編成が追加される暫定的な運用となるため、混雑率は5%の緩和にとどまるという。
市は27年度までの債務負担行為として、新年度一般会計当初予算案に車両の購入費などの経費62億7400万円を設定した。