バレーボールNL福岡大会 日本初の「ファンゾーン」が盛況

 北九州市小倉北区の西日本総合展示場で6月4日に開幕したバレーボールのネーションズリーグ福岡大会が盛り上がりを見せている。男子の日本戦のチケットは、4試合全て完売。コートの外でも、ネーションズリーグでは日本で初めて設置された選手と来場者をつなぐ「ファンゾーン」が人気を集めている。

ネーションズリーグ福岡大会、迫力に湧く


練習会場へ移動する男子バレーボールの選手たちに声援を送る観客ら

 ファンゾーンは練習場と試合会場を結ぶ選手の移動経路の一部に設けられている。試合のチケットを持たない人も立ち入ることができ、大会組織委員会がたくさんのファンに競技や選手の魅力を伝えたいと、県や市の協力のもとに企画した。通りがかった選手らは声援に手を振ったり、サインや写真撮影に応じたりしていた。

 大阪府から応援に駆けつけた会社員(27)は「(近くで見ると)体の大きな選手の迫力がすごい。いい試みでファンとしてはありがたい」と喜んでいた。大会組織委の青山アリア副会長は「選手の協力のおかげ。実施して良かった」と感謝した。


会場で選手に声援を送る観客たち(5日)


 同展示場で11日に始まる女子の福岡大会でもファンゾーンが設けられる。


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