九博で吉野ヶ里遺跡を学ぶ 勾玉作り体験など8月17日に

 吉野ヶ里歴史公園(佐賀県神埼市、吉野ヶ里町)で実施されている体験イベントの一部を楽しめる「吉野ヶ里Day in 九博」が8月17日、福岡県太宰府市の九州国立博物館で行われる。


勾玉の完成品イメージ(佐賀県文化財保護・活用室提供)


 国指定特別史跡・吉野ヶ里遺跡について関心や興味を持ってもらい、遺跡への来場を促そうと、佐賀県などが2011年から実施。新型コロナウイルスの影響で休止していたが、今回5年ぶりに開催される。

 イベントでは、勾玉まがたま作りや、ひもを編んで行うストラップ作りを体験できるほか、同遺跡で出土した土器に触れる記念撮影や、土器に見立てた立体パズルのコーナーも設けられる。


ひもを編んで作るストラップ(佐賀県文化財保護・活用室提供)


 また会場では、弥生時代後期のものとみられる石棺墓の出土で話題になった「謎のエリア」の発掘調査の様子を、パネルや映像で紹介する。

 参加無料。午前9時半~午後4時。勾玉作りとストラップ作りは、材料がなくなり次第終了。問い合わせは佐賀県文化材保護・活用室(0952-25-7233)へ。


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