地域活性化へ「ルリーロ」と大木町・町商工会が連携協定

 福岡県うきは市を拠点に活動するラグビーチーム「ルリーロ福岡」と大木町、大木町商工会は8月30日、地域活性化やスポーツ振興などに関する連携協定を結んだ。

 ルリーロは今季から、国内最高峰「リーグワン」の3部リーグに参戦する。母体とする企業を持たず、選手たちは、筑後地域を中心に様々な企業などで働きながら、練習を続けている。

 協定では、地域との交流や関係人口の創出、福祉の充実などで連携することが盛り込まれた。具体的には、町内でのイベントに参加してもらったり、選手を来年度の地域おこし協力隊に採用することも検討しているという。


協定を結んだ(左から)広松町長、島川代表、鹿田会長


 締結式で、広松栄治町長は「地域課題の解決につなげたい」とあいさつ。鹿田修史・商工会長は「体制が強力なものとして継続できるよう努力したい」と述べた。


 ルリーロの島川大輝代表は、12月22日に久留米市の久留米総合スポーツセンター陸上競技場で開幕戦が行われることに触れ、「初戦に多くの町民が来てもらえるよう取り組みたい」と意気込んだ。


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