街を紺色に染めよう!地域でアビスパを盛り上げるCF実施中

クラブカラーの紺色の旗を街に掲げるプロジェクトが始まった

記事 INDEX

  • クラブ結成30周年へ
  • 熱い応援が続々と!
  • レアな返礼品も用意

 サッカーJ1・アビスパ福岡は、本拠地のベスト電器スタジアムや博多駅の周辺にクラブカラーの紺色の旗を掲げるプロジェクトを企画し、クラウドファンディング(CF)で支援を募っています。地元の人たちにチームを身近に感じてもらい、応援ムードを高めるのが狙いです。締め切りは9月15日。シーズン中盤戦が佳境を迎える中、すでに270人以上から熱い支援が寄せられています。

クラブ結成30周年へ

 プロジェクトのテーマは「街を紺色に染めよう」。スポーツ専門のCFサイト「スポチュニティ」で、8月16日から始まりました。

 J1リーグで戦い続けるアビスパですが、クラブによると「今どのリーグで戦っているの?」「スタジアムはどこにあるの?」と聞かれることも少なくないそうです。


福岡市役所前で行われたルヴァン杯の祝勝会で優勝カップを掲げる長谷部監督ら(2023年11月撮影)

 アビスパは2023年11月、Jリーグのルヴァンカップで優勝し、クラブ史上初のタイトルを獲得しました。25年はクラブ結成から30年の節目で、さらに地域に根差したチームを目指して、地元のみんなにアビスパを応援してもらおうとCFを始めました。

 CFサイトでは、FW岩崎悠人選手が「福岡の街をネイビーで埋め尽くしましょう」と呼びかけ、MF松岡大起選手は「僕たちの気持ちもさらにアップします」と動画でメッセージを寄せています。

熱い応援が続々と!

 CFでは当初300万円を目標金額に設定し、ベススタ周辺の街灯にフラッグを掲げる予定でした。しかし、開始からわずか2時間で目標を突破し、現在は第2目標の900万円に迫る勢いです。


CFサイト「スポチュニティ」の画面

 フラッグは縦80センチ、横60センチで、選手や監督らの写真が入ります。ベススタ周辺に加え、博多駅の博多口にも設置場所を広げて、街を”アビスパ色”に染める計画です。

 CFサイトには「チーム発足時からのファンです。J1で優勝争いできるクラブを目指して頑張って」「俺たちの街にはアビスパがある」「最後まで諦めない姿勢に勇気をもらっています」といった熱いコメントが集まっています。

レアな返礼品も用意

 返礼品は、選手のサイン入りユニホームやノベルティー菓子など30種類以上のグッズをそろえています。


街なかに掲げるフラッグのレプリカ(イメージ、左)やユニホームなどの返礼品

 今回の目玉は、街なかに掲げるフラッグと同じサイズのレプリカ(支援金額1万2500円)です。「推し」の選手ら1人の顔写真を選んでプリントでき、片面に直筆サインが入ります。選手が着用したユニホーム(8万8000円)などのレアグッズもあります。


チアリーダーズによるチェキやオリジナルクッキーなども

 このほか、オフィシャルチアリーダーズのサイン入りチェキセット(1万1000円)、額縁に入った全選手の名刺セット(2万6400円)、クッキーなどの食品もあります。返礼品のない純粋応援コース(5000~10万円)も用意しています。

 クラブ担当者は「30周年を控えたアビスパを日常の中で感じてもらう機会を増やし、もっともっと多くのみなさんにチームのことを知ってほしい」と話しています。


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