幸せ運ぶ白ヘビの赤ちゃん 大川市・三宝神社で10匹誕生

 白ヘビの神さまを祭る福岡県大川市本木室の三宝(さんぽう)神社で、9月、白ヘビ10匹が卵から孵化(ふか)した。同時に10匹の孵化に成功したのは初めてという。


孵化したばかりの白ヘビ

 白ヘビを飼育する神社では3年ほど前に「白蛇の館」を設置。室温を28~30度に保つなど飼育環境を整えてきた。神社の佐藤さとみさん(75)によると、メスのアンミが2024年7月に12個の卵を産み、うち10個が9月3~6日に孵化したという。

 同館では、体長約15センチで肌がピンクの孵化したばかりの個体や、体長約2メートルまで成長した親の白ヘビの計15匹を見ることができる。佐藤さんは「白ヘビは幸せを運んできてくれると言われている。ぜひ見に来てほしい」と話している。


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