「博多座」開場25周年を祝う 市川団子さんらが鏡開き

2024.10.09

 福岡市の博多座で10月8日、開場25周年を記念した式典が開かれ、この日から公演が始まったスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」に出演する中村隼人さん、市川団子さん、中村壱太郎さん、中村米吉さんの4人が、関係者と鏡開きで節目を祝った。


鏡開きで博多座の25周年を祝う市川団子さん(左から4人目)ら出席者


 集まった約400人のファンを前に、団子さんは「福岡生まれということもあり、博多座で勤められて本当にうれしい」、米吉さんは「記念すべき年なので、悔いのないように、よい公演にしたい」とあいさつした。隼人さんと団子さんがヤマトタケルを、壱太郎さんと米吉さんが兄橘姫・弟橘姫を交代で演じる。


 博多座は1999年5月に全国初の「公設民営劇場」として開場。これまでに約1140万人が来場した。大坪潔晴社長は「次の25年、50周年を目指して、皆様に楽しんでいただける様々な演目をお届けしたい」と語った。公演は22日まで。


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