大人も子どもも福岡通に! 福岡検定に「子ども」区分を新設
「福岡検定」ウェブサイトのトップ画像 (画像はいずれも福岡検定実行委員会提供)
みんな受けてみんね!――。福岡市の歴史や文化、観光の魅力などをより広く深く学んで"福岡通"を目指す「福岡検定」が、2026年1月に実施されます。若い世代が郷土への愛着や誇りを持つきっかけになればと、今回から小学生以下を対象にした「子ども」区分を新設します。
郷土愛を育むきっかけに!
検定は、福岡市や福岡商工会議所などでつくる実行委員会が2013年度から取り組んでいます。24年度は700人以上が挑戦しました。
新設される「子ども」区分の受験資格は、福岡市内に居住または市内の小学校や幼稚園・保育園に通っている児童・幼児。歴史や文化を楽しみながら学んでもらい、保護者らと一緒に福岡の観光資源に触れる機会につなげる――ことなどが狙いです。
事前に出題範囲を知らせてクイズ形式などによる設問を検討しているとのこと。受験は無料で、参加賞として文房具など、合格者にはキーホルダーなどの特典を用意するそうです。市の担当者は「若い頃から歴史や伝統文化を学ぶことは、地元への愛着や誇りを持つうえで重要。福岡の魅力を発信してほしい」と期待を寄せます。
テーマは「外国との繋がり」
13回目となる今回の検定は「福岡と外国の繋(つな)がり~歴史・交流~」がテーマ。試験は「初級」(50問)、「中級・上級」(80問)、「子ども」(30問)の3区分で行われます。受験料は初級2600円(団体2000円)、中級・上級3600円(同2800円)で、市内に居住または市内の学校に通う学生は無料。初級と中級・上級の合格者には、筥崎宮の「放生会(ほうじょうや)」の縁起物「博多はじき」の福岡検定限定デザインを贈ります。
試験は主にオンラインで行い、全国どこからでも参加できます。試験日は、個人が2026年1月25日(申し込みは1月19日まで)、団体が1月26~30日(同1月9日まで)です。検定の詳細や申し込みは公式サイトで。過去の問題集もサイトで公開しています。問い合わせは実行委(092-711-4353)へ。







