2月4日から見込まれる厳しい寒さに備え、北九州市上下水道局は3日、公用車で市内を回って水道管や水道メーターの凍結に注意を呼びかけた。同局は4日まで市内の高台を中心に公用車を走らせ、防寒対策を呼びかける予定。
厳寒見込み 公用車で注意喚起
3日は報道陣に対し、小倉南区の同局東部工事事務所で防寒対策を実演。屋外に露出している水道管に市販の保温チューブを巻いて凍結を防いだり、凍結した水道管にタオルをかぶせた上でぬるま湯をかけて解かしたりする方法を紹介した。
同局配水管理課の石井秀雄課長は「露出している水道管が凍りやすく、破損して漏水するリスクが高くなる。事前に凍結防止に備えてほしい」と語った。
警報級の大雪の可能性も
福岡管区気象台によると、九州北部地方は4~6日にかけて今季一番の強い寒気が流れ込み、4日夕方までの24時間降雪量は多い所で山沿い20センチ、平地10センチと予想。雪が降り続いた場合は警報級の大雪となる可能性があるという。