酒どころとして知られる福岡県久留米市の城島地区で、7蔵元の新酒を飲み比べられる「城島酒蔵びらき」が2月15、16日、同市城島町民の森公園を主会場に開かれる。
7蔵元の新酒を飲み比べ
新酒ができる時期に毎年開かれ、今年で31回目。各酒蔵や久留米南部商工会などでつくる実行委員会が主催する。昨年は2日間で12万人が訪れるなど、市内の一大イベントとなっている。
同公園に設けられる飲み比べコーナーでは、7蔵元の新酒など計36銘柄が並び、おちょこ付きのチケット(15枚つづりで税込み2000円)を購入すると1杯1~3枚で味わえる。また、新酒をより堪能してもらおうと、初の取り組みとして、久留米工大の学生主体の建築サークル「ASURA(アシュラ)」が手がける有料座席「鹿鳴之宴(ろくめいのえん)」が設けられる。
民謡「筑後酒造り唄」や和太鼓「城島龍神太鼓」の披露もある。また、同公園と、試飲や酒蔵内部の見学を受け入れる5酒蔵などを結ぶ無料シャトルバスが運行される。
広報担当者は「できたての新酒や伝統文化など、様々に楽しめるイベントなので、多くの方に訪れてほしい」と来場を呼びかけている。詳しくは特設サイトへ。